決定的目的

福岡の照明デザイン事務所 特注照明の決定的目的

福岡の照明デザイン事務所 特注照明の決定的目的その2

自己都合のデザイン的満足に浸りながら、OKの連絡を待つ。
何も恐れることなく、何も準備することなく。何も疑うことなく。
充実した感覚は幼い頃に覚えた大人から褒められた記憶によって
形成されている。

無心で色を重ねる僕に対して大人の女性が目をキラキラさせながら言う。

『あなたって、絵が上手なのねぇ〜』 

少し自慢だ。

『えへへ・・・。』

シャイな僕は返事にならない返事を返す。

一回目のプレゼンでNGをもらった後、電話口で話したideaを図面にしてCGにした。

悪くない。

長く考えても、出ないときは出ないし、長考が良い結果を生むとは限らない。
必要なのはインスピレーションと実行力。メモをとり形にすること。

簡単なことだ。(いつも分かっている事なのだけれど)

了解の返事が直ぐに来た。

一回目と2回目の違いは何だろう?1回目イメージが頭から離れない。
どこかで使おうと思って、ひとつ作っておこう。という衝動が起きる。

でも作らない。 次の現場も、またその次の現場もそんな照明は必要としない。
でも誰かが欲しがるかも。。。タダなら。。。そのために作るわけにはいかない。

そんなことを考えながら次の現場の締め切りが近づく。

変更はいつも突然やってくる。

竣工写真は後日。。。

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