有明海沿岸道路開通記念

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朝、雨の音で目を覚ます。

覚醒しない頭の中で、今日のハーフマラソンの事を思う。<あ〜雨か、
今日は止め!> そして再び眠りの中へ・・・

朝6時。目覚ましの音で再び目をさます。雨の音はしない。外を見ると
小降りになっていた。

雨の中のハーフマラソンを不安に思いながら準備をする。雨の中を走る
のは中学の時の部活以来かも

<多分晴れるだろう・・>などと根拠も無い事を思いながら会場に向かう。
到着しても雨は止まない。

遠くの駐車場に案内され、雨の中会場へ、スタート1時間前に受付を済ま
せ、アップ開始。

気が進まないままスタートの合図を迎える。

冬場の練習不足。雨の中というコンディション。最初から良いタイムなんて
出るわけ無いと目標を2時間10分程度に考えていた。

走りはじめて、3キロ地点までは廻りのハイペースに引っ張られてキロ
5分15秒のペース。その後完走を意識して、体力的にも気持ちよく
ゴールできるスピードにペースを落とす。

雨中のランナーの背中に目をやると、人生のテーマか自分へ鼓舞するた
めか、Tシャツに思い思いの言葉を入れて走る人が多い。

<一期一会>・・・全国の大会を廻っている?
<賢く走ろう>・・・ペース配分が大切ですよね。
<追い越し禁止>・・・それは無理。
<不屈>・・・自分との戦いです。

折り返し近くになると、先を走っていたランナーが段々と多くなる。
その中には『そんなに頑張らなくても・・・』と思うような重く辛い
表情をした人もいる。

そんなに頑張らなくても・・・頑張ってない者が言う言葉じゃありません。(反省)

折り返し地点で1時間2分46秒。予定通りの2時間10分ペース。

しかし、このペースは頑張っているわけではない・・・

不屈の文字に何かひっかかる・・・。もちろん不撓不屈のことであろう。

『お前は頑張ってる?』(雨の中走ってるじゃない!)
『何の為に走ってるの?』(体力と気力アップの為)
『挑戦してる?』(走る事が挑戦だぁ)

・・・

いつの間にかペースが上がってました。

今からだって遅くない。2時間切りを目指します。

やるかやらないか、判断の分かれ道は一瞬でした。
結果を残すか残さないかは紙一重のところで決まってしまうモノです。
そして結果を残した者は次のステップへ進む。

あらためて気付かされた大会となりました。

結果?  途中誰からも抜かれる事無く、1時間55分46秒。

残ったのは、今までに無い筋肉痛と久しぶりに作った足のマメ、そして
満足感♪ すべてPriceless

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